弁護士相談はベリーベスト法律事務所 錦糸町オフィスへ。
弁護士インタビュー

東京都墨田区錦糸町・江東区亀戸は、JR総武線や半蔵門線が乗り入れ、丸の内や渋谷などの都心部はもちろん、神奈川方面・埼玉方面・千葉方面への通勤や通学、また成田空港へもダイレクトにつながる利便性の高いエリアです。東京スカイツリーや隅田川、両国国技館といった新旧のさまざまな魅力あふれるスポットも有するこの土地では、どのような法律相談が多いのでしょうか。
錦糸町エリアに10年以上住んでいる、錦糸町オフィス所長 石毛 孝一弁護士にお話を伺いました。
Q1.錦糸町オフィスではどのような法律相談が多いのでしょうか?
個人商店から大型オフィスビルの大企業、繁華街や商業施設で働く方や利用者、新しく建設されたマンションや代々引き継がれてきた住宅に住む多様な住人と、さまざまな属性の人たちが、ひとつのエリアにギュッとひしめきあっているのが錦糸町・亀戸エリアです。その分、寄せられるご相談も、刑事事件から離婚や労働事件、会社経営者からの相談までバラエティーに富んでいますね。
特に、都心部へアクセスのよい総武線、東部スカイツリーライン、京成押上線など、各種路線が走るエリアの特徴からか、電車内での痴漢や盗撮事件のご相談も多いですし、夜の歓楽街もあるので、傷害事件など刑事事件は少なからずあります。場外馬券場などギャンブル施設もあるので、お金に関する事件のご相談もたくさんお寄せいただいています。
一方で、墨田区・江東区エリアは再開発が進んでいるためファミリー層も多いですし、古くから居住している方も相当数いらっしゃいます。そうした方からの離婚や相続などの家事事件も多いですし、お勤めの方ですと、やはり最近はコロナ禍で解雇されてしまったとか、残業代請求のご相談などもお受けしています。
Q2.石毛先生がお客さまの相談を受ける時の心構えや、ポリシーなどはありますか?

私は、もともと経営コンサルタントからスタートし、飲食店や弁当総菜事業を立ち上げて経営者として商売をしていました。ですから法律に基づいてきっちり解決するという弁護士的な視点よりも、お客さまの希望に寄り添い、時には法律を超えて悩みを解決するコンサルタントという視点で向き合う傾向が強いかもしれません。
また、ベリーベスト法律事務所では、弁護士業をサービス業としてとらえています。サービス業とは、お客さまの希望に応えることが第一ですし、最初のごあいさつや、ご相談時の受け答えなど、接客という観点からも良質なサービスを提供できるよう心がけています。
そのためか、私の法律相談に同席した同僚の弁護士からは、言葉の使い方が特殊だと言われることがよくあります。
たとえば、「逮捕」という言葉から一般の方がイメージするのは、手錠をかけられて警察官に連れていかれるといった状況ではないでしょうか。しかし、逮捕は、最長72時間にわたって留置施設などに閉じ込めておく手続きです。このような説明もなく、「逮捕されたので最大72時間拘束され、その後は勾留で20日は拘束されますよ」と説明されるだけでは、しっかりと理解できないまま、話が進んでいってしまうケースが少なからずあるのではないでしょうか。
私であれば、「これから、どれだけの期間留置場に閉じ込められてしまうかを説明しますね。逮捕されたということですが、逮捕というのは72時間まで閉じ込めておく手続きなんです。この72時間以内に勾留という手続きをされてしまうと、普通はそこから20日間も閉じ込められてしまうことになるんです。」といったようになるべくかみ砕いて、説明する方法を試行錯誤しています。
ご相談に来られた方に、「弁護士らしくなくてわかりやすい。」とおっしゃっていただけることにやりがいを感じています。
Q3.石毛先生が弁護士を志したきっかけを教えてください
交通事故に遭ったのがきっかけです。当時経営していた飲食店の数が増えたので、バイクに乗って買い出しや店舗回りをしていたのですが、停車しているところを車にはねられて重傷を負ってしまいました。ある程度怪我が治る半年くらいは店に出られなかったこともあって、会社にはいろいろな問題が出てしまっていました。ようやく怪我が治って会社の立て直しをしていた矢先、今度は、大通りを走行している時に路地から飛び出してきた車にぶつかられて大けがを負ってしまったのです。
ワンマン経営の会社で、経営者が現場から長い期間いなくなるとダメージは深刻です。病院のベッドの上で、絶望していたのを今でも覚えていますね。体は動かないのですが、頭ははっきりしている状況で何日も寝たきりの生活が続いたわけですから考える時間だけは十分にあったのですが、当時は2人目の子どもが生まれたばかりでして、いつまでも絶望しているわけにもいきませんから、将来のことを真剣に考えました。
そこで思い至ったのが弁護士業です。もともと経営コンサルタントをしていたので弁護士と連携することも多かったですし、経営者として事業を拡大していく中で、法的な手続きや悩みが発生し、弁護士に協力をお願いするケースが少なくありませんでした。
しかし、依頼する弁護士によっては報酬額も高く、旧態依然とした対応であることに疑問も感じていました。
また、交通事故の1回目と2回目の対応を、それぞれ別の弁護士に依頼したのですが、対応に大きな差がありました。弁護士費用はそこまで変わらないにもかかわらず、明らかな違いがあることを身にしみて経験したことで、逆に弁護士業界にビジネスチャンスを感じたのです。調べると、業界の保守的なしきたりに対して、新たなチャレンジをしているベンチャーがあることも知り、挑戦してみたいという気持ちが強くなりました。
育休中の妻に相談したところ、2人目の子どもが小学校に上がるまでに司法試験に合格することと、勉強中は家事育児をすべて担当する主夫をするという条件でOKが出たので、怪我が治ってから会社を売却して、2人目が1歳の時に勉強を始め、運よく5歳の時に司法試験に合格したので弁護士になれました。
ちなみに、司法試験の勉強中にも信号無視の車にはねられて重傷を負ったことがあったので、交通事故事件では、自分の経験が役に立っています。少し話がそれましたが、保守的なしきたりにチャレンジして、魅力的なサービスを提供したいというのが私の弁護士を志した理由です。
ベリーベスト法律事務所は、弁護士をサービス業ととらえ、サービスの品質を向上させるという方針を打ち出していて自分のやりたいことと一致しています。素晴らしい先輩弁護士が築き上げてこられた弁護士業界の伝統に、サービス精神や工夫を加えて、ひとりでも多くの方々の悩みを解決できるように、日々弁護士業務にまい進しています。
Q4.石毛先生が対応した中で特に印象深い事件について教えてください

印象的な事件がたくさんあるので、ひとつを選ぶのはなかなか難しいのですが……。
刑事事件では、冤罪の可能性がある事件で被疑者や家族を励ましながら冤罪であると訴えて不起訴処分を獲得した事件だったり、実刑が言い渡された事件を控訴して執行猶予の判決を勝ち取ったりしたなど、予測を超えた結果を出すことで、ご本人やご家族から感謝をいただいたケースは大変うれしかったですね。
離婚事件では、泥沼化してしまい何年も争っている夫婦の事件で、何人もの弁護士がさじを投げて辞任してしまった事件を担当し、半年で解決できた事件があるのですが、その事件で依頼者の方から「裁判所の見方がガラッと変わって魔法のようだ。」と評価していただいたことなどは強く印象に残っています。
他にも、コロナ禍で増加する労働トラブルに対しても力を注いでいるので印象に残った事件がたくさんあります。会社から退職を繰り返し促される“退職勧奨”事件は、曖昧な状況が継続する中で、関係者が大きなストレスを抱えていて、法律だけではっきりと解決できるものではないので弁護士による介入が大変難しい事件だと思っています。
そのため、執拗な退職勧奨に精神的に疲弊して弁護士に相談しても「解雇にならないと法的な手段をとれない」などといわれて、何件もの法律事務所に断られ、困り果てた状態でご相談を受けるケースもあります。
退職勧奨の交渉において、会社側は経験も実績もあるベテランの顧問弁護士が複数のチームを組んで対応されることがあり、大ベテランの先生方と渡り合うというタフな事件がいくつもありました。
一方、労働者の方のお話を伺うと、真面目に勤務していたにもかかわらず、年齢や厳しい成果主義など、ご本人の努力だけではどうしようもない部分で退職勧奨を受けているケースも少なくありません。そうした労働者を企業の圧倒的な力で排除しようとする意図が透けて見えると、力になりたいという気持ちが強くなります。
相手が強者であればあるほど燃える性格なので、会社側が折れて、要求が通った事件はどれも印象深い事件ばかりです。
最近では、退職勧奨に関する勉強会講師も担当し、ベリーベストの弁護士に退職勧奨事件を怖がりすぎずに引き受けることをすすめています。ですから、もし退職勧奨などの労働トラブルでお悩みの際は、ぜひ諦めずにベリーベスト法律事務所 錦糸町オフィスまでご相談いただきたいと思います。
私たちが代理で交渉に入ることで、退職勧奨を止めさせ会社に残ることができたケースはいくつもあります。また、再就職までの猶予期間を長く確保して、生活の不安がない中で、じっくりと転職活動を行っていただくケースや、退職金への多額の上乗せを獲得することで、納得して退職された事案もあります。他の事務所に断られた場合でも、お気軽にご相談ください。親身にお話をお伺い解決策をご提案いたします。
Q5.ベリーベスト法律事務所に相談するメリットを教えてください。
ベリーベスト法律事務所の大きな魅力は、全国展開しているため、お客さま視点にたった質の高いサービスが日本中で受けられる点だと思います。
たとえば、交通事故で後遺症を負った場合、後遺障害等級認定に申請することで等級の認定を受け、賠償額が大幅に増加することがあります。このような申請は医療的知見や医師への働きかけが必要となるケースも多く、事務量が増大するため、積極的に行わない弁護士も存在します。
実際、私が交通事故に遭った際に依頼した弁護士は、今の私が振り返れば、後遺症認定が受けられる可能性が極めて高いにもかかわらず、後遺症申請をしませんでした。当時は知識がなく、後遺症の認定がないことを前提にした賠償が適正だと説明されて受け取ったのですが、今考えれば極めて高額の賠償が受けられていた可能性が高いため悔しく思っています。
ベリーベスト法律事務所であれば、交通事故専門チームが設けられているため、専門性の高い弁護士とパラリーガルが、必要に応じて医療コーディネーターと連携するなどして、効率的に後遺症申請できる体制が整っているため、後遺症認定の可能性があれば、申請は当然のように行われていたでしょう。
また、判断が難しい事案でも、多くの解決事例が共有され、専門的な研修も充実しているため、経験の少ない弁護士であっても、質の高い判断が可能です。このような対応水準の高さは、離婚や刑事事件、労働問題や相続など、どの分野でも共通しています。
また、全国の事務所から成果を出している弁護士の情報や成功事例が日々共有されるので、弁護士たち全員が切磋琢磨(せっさたくま)し、自らの知見をアップデートできる環境が整っています。こうした背景もあって、ベリーベストでは、お客さまに提供する品質の水準が極めて高いと感じています。
錦糸町オフィスは、さまざまなご依頼にも高い品質でお応えできる業界トップの法律事務所になるよう、日々研さんしております。離婚や刑事事件、労働問題などはもちろん、ささいな日常のトラブルが法律によって解決できるケースも少なくありません。まずはお気軽にご相談ください。