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借金依存症とは|借金をしてしまう原因と相談先は?

2023年06月13日
  • 借金問題
  • 借金依存症
借金依存症とは|借金をしてしまう原因と相談先は?

令和3年度に東京都墨田区に寄せられた法律相談794件のうち、金銭に関するものは74 件、サラ金・クレジットに関するものは12件でした。

借金依存症になると、返済可能な範囲を超えてお金を借りてしまう結果、いずれ自己破産に追い込まれる可能性が高くなります。ご自身が借金依存症ではないかと感じたら、弁護士などの第三者へ借金問題の解決策(債務整理)について相談することをおすすめします。

今回は借金依存症について、主な原因や相談先などをベリーベスト法律事務所 錦糸町オフィスの弁護士が解説します。

出典:「墨田区行政基礎資料 令和4年度版」(墨田区)

1、借金依存症とは

「借金依存症」とは、借金をひたすら繰り返してしまう状態をいいます。

ある人(もしくは金融機関)から借りているお金を別の人から借りて返すなど、自転車操業状態に陥りやすいのも借金依存症の特徴の1つです。

借りて返しての繰り返しになってしまうと、返しても返しても借金が減らず、利息を含めた返しきれない残債務の負担が重くのしかかり、いずれは債務不履行(滞納状態)に陥ってしまいます。

借金依存症に陥ると、生活に大きな悪影響が生じるため、早急に脱却を目指すべきです

2、借金依存症になってしまう主な原因

借金依存症になってしまう主な原因としては、以下の例が挙げられます。

  1. ① ギャンブル依存
  2. ② 買い物依存
  3. ③ 慢性的なストレス


  1. (1)ギャンブル依存

    公営競技(競馬・競輪・オートレース・ボートレース)やパチンコなどのギャンブルにのめりこんでしまうと、お金がいくらあっても足りません。

    これらのギャンブルは収入期待値がマイナスであり、のめり込むほどお金が減っていくからです。次第に生活費が足りなくなり、借金に頼るしかなくなってしまいます。

    また、FX(外国為替証拠金取引)やCFD(差金決済取引)などのハイリスク投資に傾倒している方も、広い意味でのギャンブル依存症に陥っている可能性があります。

    ハイリスク投資に失敗すると一瞬にして大金を失い、生活費に困窮した結果、借金依存症になってしまう方がたくさんいらっしゃいます

  2. (2)買い物依存

    気に入っているブランドの新作が出たら無理してでも買わずにはいられない、定期的に衝動買いしてしまうといった傾向を持っている方は、買い物依存に陥っている可能性があります。

    特に近年では、オンラインショッピングとキャッシュレス決済が浸透し、「お金を使っている」という感覚が薄いまま、きわめて手軽に買い物ができてしまいます。便利ではありますが、買い物依存の方にとっては、散財の誘惑が非常に大きくなっている状況といえるでしょう。

    見境なくさまざまな物を買った結果、気づいたら生活費が足りなくなり、それでも借金を繰り返しながら買い物をしてしまう方が少なくありません

  3. (3)慢性的なストレス

    ギャンブル依存や買い物依存は、元をたどれば慢性的なストレスが原因であるケースが多いです。

    仕事ばかりの人生に楽しみを見いだせない、周囲の人とうまくやっていけないなどのストレスから、ギャンブルや衝動買いを行ってしまうケースがあります。その結果、いつの間にか歯止めが利かなくなって借金に頼るようになり、最終的には借金依存症になってしまうのです。

3、借金依存症の主な相談先

ご自身が借金依存症かもしれないと思い始めた方や、ご家族が借金依存症に陥っているかもしれないと思う方は、自主規制機関の窓口や専門家に相談して、借金依存症からの脱却を目指しましょう。

借金依存症に関する主な相談先としては、以下の例が挙げられます。

  1. ① 日本貸金業協会(貸金業相談・紛争解決センター)
  2. ② 日本クレジットカウンセリング協会
  3. ③ 全国銀行協会のカウンセリングサービス
  4. ④ 弁護士


  1. (1)日本貸金業協会(貸金業相談・紛争解決センター)

    貸金業者を統括する自主規制団体の「日本貸金業協会」は、債務者向けの「貸金業相談・紛争解決センター」を設置しています

    同センターでは、

    • ギャンブルがやめられない
    • 浪費癖がある
    • 金銭感覚がない
    • 頼みや誘いを断れない

    など、生活の破綻につながる問題を解決するためのカウンセリングを行っています。

    また、自らを自粛対象者に指定し、貸金業者に対してこれ以上の貸付けをしないよう求めることもできます(貸付自粛制度)。

    参考:「貸金業相談・紛争解決センターについて」(日本貸金業協会)

  2. (2)日本クレジットカウンセリング協会

    クレジットカードや消費者ローンを利用して多重債務に陥った人の救済を目的とする「公益財団法人日本クレジットカウンセリング協会」は、一般消費者向けの「多重債務ほっとライン」を設置しています

    多重債務ほっとラインに連絡すると、借金依存症から脱却するためのアドバイスを受けることができます。家計・生活の見直しや司法手続きなどにつき、相談者の状況に応じた対応策を提案してもらえるでしょう。

    参考:「多重債務ほっとライン」(公益財団法人日本クレジットカウンセリング協会)

  3. (3)全国銀行協会のカウンセリングサービス

    貸金業者を統括する自主規制団体の「一般社団法人全国銀行協会」は、東京と大阪にカウンセリングサービスを行う相談室と相談所を設置しています

    カウンセリングサービスの対象となるのは、銀行との取引(預金・借入など)がある個人であって、経済的な事情などにより、住宅ローンやカードローンなどの返済が困難となっている方です。

    電話または対面の相談にて、借金依存症から脱却する方法や、多重債務状態を解消する方法などについてアドバイスが受けられます。

  4. (4)弁護士

    法律の専門家である弁護士は、借金問題について「債務整理」を通じたサポートを行っています。

    債務整理とは、債権者との交渉や司法手続きを通じて、借金の返済負担を軽減・免除することです。弁護士に相談すれば、債務整理に関するアドバイスを受けられるほか、正式に依頼すれば債務整理の対応を一任できます

4、借金問題の解決を弁護士に依頼するメリット

借金依存症からの脱却を目指し、借金問題を抜本的に解決したい方は、弁護士へのご相談をおすすめします。

借金問題について弁護士に相談する主なメリットは、以下のとおりです。

  1. ① 適切な債務整理の方法がわかる
  2. ② 債務整理手続きを全面的に依頼できる
  3. ③ 債権者対応も依頼できる|精神面での負担軽減


  1. (1)適切な債務整理の方法がわかる

    債務整理には、主に以下の3種類の方法があります。

    1. ① 任意整理
      債権者と直接交渉して、利息・遅延損害金のカットや返済スケジュールの変更を認めてもらう方法です。

    2. ② 個人再生
      原則として債権者全員との間で、再生計画に基づき債務の一部カットなどを行う方法です。

    3. ③ 自己破産
      債務者の財産を処分して債権者へ配当した後、それでも残っている債務の全額を免除してもらう方法です。


    各債務整理手続きにはそれぞれメリット・デメリットがあり、どれを選択すべきかについては状況によって異なります

    弁護士に相談することで、個々の状況に応じて、もっとも効果的に借金問題を解決できる方法がわかります。

  2. (2)債務整理手続きを全面的に依頼できる

    弁護士は、債権者との交渉や個人再生・自己破産の申立てなど、債務整理に必要な手続きを全面的に代行します。

    経験豊富な弁護士に任せることで、手続きにおける労力が大幅に軽減されるほか、スムーズに借金問題を解決できる可能性が高まります

  3. (3)債権者対応も依頼できる|精神面での負担軽減

    債務整理を行う際に、債務者にとって大きなストレスになり得るのが債権者への対応です。

    債権者は、債務整理によって債務のカットなど不利益を受ける立場にあります。そのため、債権者から債務者に対して厳しいクレームが寄せられるケースも少なくありません。

    弁護士に債務整理を依頼すれば、全債権者に対して受任通知を発送して債務者に対する督促を停止した上で、借金に関する連絡窓口をすべて一任することができます。

    債権者との直接のやり取りが不要となり、大きなストレスとなるクレームを受ける機会もなくなります。その結果、精神面での負担が大幅に軽減されるでしょう。

    弁護士に依頼することで、借金問題をストレスなくスムーズに解決できる可能性が高まります。借金依存症に苦しんでいる方は、お早めに弁護士までご相談ください

5、まとめ

借金依存症に陥ってしまう主な原因としては、ギャンブル依存や買い物依存などが挙げられます。
特に、仕事や人間関係について慢性的なストレスを抱えていると、常に解消のためとしてギャンブルや買い物へ多額の金銭を費やしてしまい、いつまでも借金依存症から抜け出せないというケースも少なくありません。

借金依存症に陥ると、収支のバランスが大きく崩れ、最終的には生活が破綻する可能性が非常に高くなります。そうなる前に、自主規制団体や弁護士などに相談して、借金依存症からの脱却を目指しましょう。

特に弁護士へ相談すると、借金問題を抜本的に解決できる債務整理の方法について、個々人の事情に応じた具体的なアドバイスが受けられます。

ベリーベスト法律事務所は、債務整理に関するご相談を随時受け付けております。ご自身やご家族が借金依存症に苦しんでいる場合は、お早めにベリーベスト法律事務所 錦糸町オフィスへご相談ください。

  • この記事は公開日時点の法律をもとに執筆しています

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