弁護士の迅速な判断により盗撮事案で自首。逮捕・勾留を回避し円滑な事件処理を実現!

  • cases1242
  • 2025年04月24日更新
男性
  • 男性
  • ■犯罪行為 性的姿態等撮影罪
  • ■罪名 盗撮
  • ■解決結果 逮捕・勾留回避・示談成立

事件発生の経緯

Aさんが駅のエスカレーターで盗撮行為をしたところ、その場で発覚し、Aさんはすぐに現場から逃走しました。

ご相談~解決の流れ

事件発生後、Aさんは当事務所に相談に来られました。
当方は、駅には監視カメラが多数設置されており、エスカレーター付近や改札口、トイレ前などには通常カメラが存在することを説明しました。
そのため、複数のカメラにAさんの姿が映っている可能性が高く、映像から身元が特定されるリスクが相当あることをお伝えしました。

状況を総合的に判断し、当方はAさんに自首を勧めました。
Aさんは弁護士同行での自首を希望されたため、準備を整えて警察署に同行しました。

自首の際には、逮捕の必要がないことの申し入れ書やAさん本人が作成した誓約書(逃亡や証拠隠滅をせず、取り調べに応じる旨の誓約)を持参しました。
警察からは「実は今から逮捕状の請求をしようとしていたところでしたが、弁護士が同行してくれたこともあって、逮捕せずに済みました。ありがとうございます。」との説明がありました。

結果として、Aさんは逮捕・勾留を回避することができ、その後の手続きも円滑に進みました。
そして示談が成立し、不起訴となりました。

解決のポイント

本件の解決ポイントは、事件発生後早期に弁護士に相談し、適切な法的アドバイスを受けたことです。
盗撮事案のような場合、監視カメラ等による証拠から身元特定される可能性が高いため、逃げ続けることでかえって状況を悪化させるリスクがあります。

今回のケースでは、弁護士同行での自首により、逮捕・勾留を回避し、警察との良好な関係性を保ちながらの事件対応ができました。

このように、犯罪に関わってしまった場合でも、弁護士に早期相談し適切な対応をとることで、最悪の事態を回避できる可能性があります。
特に性犯罪関連では、逮捕・勾留されることによる社会的影響も大きいため、弁護士への迅速な相談が重要です。

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